田んぼが減った理由は何ですか?
田んぼが減っている理由は何ですか? 農地面積の減少要因は、非農業用用途(宅地等、工場用地、道路鉄道用地等)への転用と耕作放棄(荒廃農地)が大部分を占めてきましたが、2013年以降は耕作放棄(荒廃農地)が最大の要因となっています。 キャッシュ 田んぼ 水張り なぜ? 水を張り、病害虫が住みづらい環境にすることで、毎年同じ田んぼでイネを作ることができるのです。 水を張ることで、イネが育ちやすい環境を整え、連作障害を起こすことなくイネを毎年栽培できるんですね。 キャッシュ 日本の稲作の現状は? 作付面積や農家数の推移は看過できない状況に 収穫面積も1965年では約281万haだったのに対し、2015年は約113万haまで減少しました。 また、2021年産の水稲の作付面積は156万4,000haが見込まれており、これも前年と比較すると約1万haの減少となっています。 水田を減らして生産量を抑える政策は? 減反政策とは、1970年頃から開始された米の生産量を抑える政策。 米の作付面積の縮小や、転作(米以外の農作物をつくること)により米の過剰生産や在庫を削減し、価格低下を防ぐことを目的としている。 これにより農家は、生産量を抑制する代わりに、収入の安定が保証されてきた。 ところが、この減反政策は2018年度より廃止される。 なぜ農業をする人が減っているのか? 農家の減少は、1.食料自給率の低下、2.耕作放棄地の増加による景観の悪化、3.農地の多面的機能の喪失、といった問題を生むと考えられています。 荒廃農地 なぜ? 農林水産省が平成26年に実施した調査によると、荒廃農地の発生原因で最も多いのは「高齢化、 労働力不足」で、次いで「土地持ち非農家の増加」となっている。 また、「農作物価格の低迷」と「収益の 上がる作物がない」という類似する2点を合わせると2番目に多い。 田んぼの水はいつまで必要? 出穂2週間後から出穂25日後頃までは、湛水・落水状態を数日間隔で繰り返す間断かんがいを行います。 その後、出穂25日後以降に落水を行い、収穫に備えます。 早期の落水により、ほ場が乾燥状態となると不完全米、くず米、胴割れ米などが増加します。 水のいらない稲は? 陸稲(りくとう / おかぼ)は、畑で栽培されるイネ(稲)。 野稲(のいね)とも呼ばれている。 水稲に較べて水分条件により厳しい畑状態に適したイネと位置づけられているが、植物学的な差異は無く、また歴史的にも古くから陸稲として栽培されたものから、水稲から品種改良されたものまで存在している。 米作りで問題になっていることは何ですか? 生産調整の増加や米価の低迷等、農業の先が見えない状況を反映し農家の後継者が育たないことが問題になってきています。 今は農産物はいつでもどこでも手に入りますが、作り手がいなくなれば深刻な問題になってきます。 米が余るほどあるにもかかわらず、外国からの輸入義務が発生し、一定量の輸入が行われるようになっています。 米を作っている人の平均年齢は? 平均年齢は66.8歳で、70歳以上層にピーク。 米を作る田を減らして米以外の作物を作ることを何という? (8) 今まで米を作っていたところに生産調整のため、米以外 の作物を作ることを( 転作 )という。 減反政策が行われた理由は何ですか? 米の生産量を調節するための「減反政策」 米を食べる人が減ると、米が余るようになります。 そのため、1970年代から 減反政策 と呼ばれる政策が始まりました。 米の生産量を調整することが目的です。 […]