米作りの作業時間が減った理由は何ですか?
米作りの作業時間は? 水稲生産における労働時間については、28時間/10a(平成18年産、全国平均)となっ ており、規模拡大に伴って、作業の機械化・効率化が図られ作業時間の低減が進んでい る。 米づくりの労働時間の変化は? (1)農業技術の進展と女性の労働 これらの機械化の進展,農薬の開発等農業技術の進展により,農作業の省力化が実現し,稲作における10アール当たりの労働時間は,昭和30年の約225時間から,55年には65時間に減少し,今日では40時間を切るに至っている(第1-序-9図)。 キャッシュ 米作りの労働時間が大きく短縮された理由は何ですか? 1960 年には,稲かり,草とり,田植えといった作業に時間がかかっていたが, それ以降の農作業の機械化,品種改良や農薬の使用といった米づくりの 変化によって,米づくりの作業時間は大きく減った。 庄内平野の米作りがさかんな理由は何ですか? 平らな広い水田がたくさんあること。 たくさんの水があって水不足にならないこと。 夏にたくさんの日照時間(にっしょうじかん、天気がよく太陽が照っている時間)があること。 夏の昼と夜の温度差が大きい(昼の気温が高く、夜は涼しい)こと。 キャッシュ お米作りの一年の流れは? 作業1月〜3月:土作り4月:種籾・苗床準備5月上旬:播種5月中下旬:基肥・代掻き5月下旬:田植え8月上旬:穂肥10月上旬:刈り取り10月中旬:乾燥・調整 米作りで大切なことは何ですか? 植付本数、間隔、深さなどを正確、均一にするのがよい米づくりの基本です。 田植え後、気温も高くなり、田んぼの水温・地温も暖まってくると、田んぼに雑草が生えてきます。 生長を促進するよう肥料をやったり草を取り除いたりしながら大 事に育てます。 田植えにかかる時間は? 計算すると延べ112時間ほどかかっています。 逆算すると1本にかかる時間は平均で約37秒になります。 これには苗床からの苗取りの時間も含まれます。 昔の米つくりではとても速い人なら、1日で1人1反を田植えすることも可能だったと聞いたことがあります。 水田の形を広く 整えることを何と言いますか? 田んぼを農作業がしやすいように整形(通常は大区画化)し、その周りの用水路、排水路、道路も一緒に直すことをほ場整備といいます。 労働時間を減らす理由は何ですか? 労働時間を短縮するメリット 労働時間を短縮するメリットは、以下のとおりです。 労働時間が減れば、従業員はそれだけ自分のために時間を割けるようになります。 育児や介護が必要な社員はもちろん、スキルアップのために勉強をしたい社員にとっても喜ばしいことであるため、職場への定着率が上がるでしょう。 なぜ8時間労働なのか? ことの発端は1886年のアメリカに遡ります。 当時、アメリカ労働総同盟が8時間労働制を要求するストライキを行い、そこで謳われた「8時間は労働、8時間は休息、そして残り8時間は自分たちの自由な時間のために」が、今の私たちに受け継がれているのです。 米作りに適した気候は? 平均気温25度前後が適しているといわれています。 また、昼と夜の気温差が大きいと甘みのある美味しいお米が育ちます。 広い平地では大型機械を使える四角い田んぼを作りやすくなります。 また雪の多い地域では、雪解け水が豊富にあるため、水不足になりにくくなります。 なぜ寒い地域で米作りが盛んなのか? 昼の気温と夜の気温の差が大きいことが稲(いね)の生育にはよい条件(じょうけん)となって収量(しゅうりょう)が多くなるためです。 田んぼの水はいつまで必要? 出穂2週間後から出穂25日後頃までは、湛水・落水状態を数日間隔で繰り返す間断かんがいを行います。 その後、出穂25日後以降に落水を行い、収穫に備えます。 早期の落水により、ほ場が乾燥状態となると不完全米、くず米、胴割れ米などが増加します。 お米ができるまで何年かかる? お米作りは、種籾から収穫まで1年がかりです。 […]